東急線の編成表を公開しました。車椅子スペースと優先席の位置も確認できます。

【東急5050系→秩父鉄道1000系⁉︎】車両置き換えの流れ#1  東急東横線5050系

新型コロナウイルス感染拡大によって、不要不急の外出自粛が要請されています。

そこで私も家にいる機会が増えましたので、今回から不定期で『車両置き換えの流れ』を投稿いたします。

このシリーズは、とある一つの路線に導入された新型車両をピックアップし、最終的にどの線区の車両にまで置き換えの流れが生まれたのかを考察します。
(具体例:埼京線E233系→ 埼京線205系⇨富士急行6000系 → 富士急行1200形⇨岳南電車9000形 → 岳南電車7000形)
さて、本題に入ります。2004年、東急東横線に5050系が導入されました。これにより旧型車両の8000系・8590系・9000系・1000系を置き換え2013年には全車両5050系(一部5000系)に統一されました。置き換えられた車両のほとんどは、他線区や他社へ転用されました。
それでは、転用の様子を図とともに振り返りたいと思います。
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(画像をクリックすると高解像度でご覧頂けます。)
時系列順で遡ると、まず8000系が置き換えられました。一部の編成を除き、伊豆急行とインドネシアのKCIに譲渡されました。
伊豆急行に譲渡された8000系は、 200系全編成と塩害による老朽化が進行していた2100系2編成を置き換えました。両形式ともにその後の譲渡はなく解体されています。
インドネシアに渡った8000系は、おそらく現地の既存車両を置き換えたと考えますが、私の調査不足でその後の置き換えは不明です。(詳しい方いましたらぜひコメント下さい。)インドネシアに渡った編成は、伊豆の夏ラッピングや東横線最後の編成8039Fも含まれていて、現地でもそのままの塗装で活躍されている画像をインターネットで拝見したことがあります。なお近年では205系による置き換えも進行されているみたいですね…
ほぼ同時期に8590系の置き換えもされました。全ての編成が本来の目的の通りみなとみらい線との直通も行われていましたが、5050系導入により転用を余儀なくされました。8691Fから8693Fは大井町線へ転用され同線所属の8000系を置き換えました。その8000系にはトップナンバーも含まれていましたが、譲渡されることなくひっそりと引退しました。ちなみに8590系の余剰中間車は解体されました。
そして8694Fと8695Fは、91Fから93Fで余剰となった中間車を増結し田園都市線へ転用されました。この転用により、8500系の8611Fが置き換えられ、8611Fはインドネシアに渡りました。その後8694F・95Fは2020系により置き換えられ富山地方鉄道へ譲渡されました。
そして2009年頃からは9000系の置き換えも始まりました。2013年までに全編成大井町線へ転用されました。そこで順次8090系と先述の8590系が置き換えられました。8590系は1編成除いて富山地方鉄道へ譲渡され同社の14720形等旧型車両を置き換えました。
8090系は一部編成が秩父鉄道へ譲渡され、現地で7500系・7800系として同社の1000系を置き換えました。この1000系はJR101系の譲渡車両でした。
同じく2009年頃には日比谷線直通運用の減少に伴い1000系の1006F、1010Fが翌年より順序伊賀鉄道へ譲渡されました。なお、一部の中間車は解体処分されました。この転用により伊賀鉄道では、860系が置き換えられました。
そして2012年頃から翌年の日比谷線直通休止に伴い、残る直通用1000系も置き換えられました。先頭車と中間車1両は全て、1500番台と改め池上線・多摩川線に転用されました。ここでは7700系一部編成と7600系を置き換えました。両形式は全て解体されました。
池上線に転用されなかった残りの中間車は、一畑電車・上田電鉄・福島交通へ譲渡されました。この転用により、一畑3000系・上田7200系・福島交通7000系を置き換えました。
1000系は18m車ということで、地方私鉄へ多く渡ったことが特徴ですね。
ここで一段落なのですが、2014年に東横線内で発生した追突事故により5050系と横浜高速鉄道のY500系が被災しました。これにより既存の5050系5156Fを横浜高速鉄道へ転用する動きも生まれました。被災した2編成分は5177F・5178Fとして5050系が増備されているので、事実上5050系が5050系を置き換えしたことになります。
一連の流れは以上です。5050系導入により、どの車両が最も遠い流れを受けて引退したかと考えると、秩父鉄道1000系富山地方鉄道の14720形となります。全車引退と考えると秩父鉄道1000系ということになります。
新型車両が旧型を置き換えるとだけ考えたら面白くないですが、このように置き換えられた車両の動向を振り返ると面白いですよね。
次回は山手線E235系導入による車両動向を考察しようと思います。

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