※この記事は、4/21に総務省から発表された概要を参考に解説いたします。必ず一読をお願いいたします。

特別定額給付金について
特別定額給付金(仮称)について
特別定額給付金(仮称)は、昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大による、感染症緊急経済対策の一つとされています。今回の給付金は家計への支援が大きな目的であり、給付額は1人10万円とされています。
給付対象者
給付対象者は、2020年4月27日に住民基本台帳に記録されている事が条件とされています。ちなみにこの住民記録台帳は、住民票を各自治体でまとめた記録帳のことを言います。
したがって、2020年4月27日までに住民票が登録されている人ということになります。
そして実際に給付を受ける人は、住民票に記載されている世帯主とされています。なので、家族と同居であれば、一人の世帯主に家族全員分の金額が給付されます。(一例)
なお、給付を受けるには適切な申請が必須となります。給付希望の人は、期間中に必ず申請をしましょう。
2つの申請方法
申請期限
重要なことなので先に説明します。申請の期限は後に説明する「郵送申請方式」の申請受付開始日から3ヶ月以内とされています。これを過ぎると10万円は貰えませんので注意しましょう。
①オンライン申請方式
オンライン申請方式は、マイナンバーカード所持者に限られます。マイナンバーカードを持っていない人は「郵送申請方式」での申請となるので、次の②へ飛んでください。
オンライン申請は、マイナポータルにて振込先の口座情報の入力と、振込先口座の確認書類をアップロードをする電子申請です。ここでの本人確認は、マイナンバーカードを使用する電子署名ため、本人確認書類は不要となっています。
その電子署名を行うには、マイナンバーカードを読み取れるNFC搭載スマートフォンかNFCリーダが必要です。スマートフォンの対応機種はこちらを参照してください。
[対応iPhone:7, 7 Plus, 8, 8 Plus, X, XS, XS Max, XR, 11, 11 Pro, 11 Pro Max, SE(第二世代)]
NFCリーダを持っている方は、PC等に繋いで読み取る形です。ちなみにNFCリーダはAmazonや楽天等でも入手できます。
オンライン申請方式のまとめ
・マイナポータルにログイン
・マイナポータルにて振込先口座情報の入力と口座確認書類のアップロード
・対応スマホかNFCリーダで、電子署名(マイナンバーカードの読み取り)
大きく分けてこの3つの流れとなります。
そのため以下の3つのどれかに当てはまる人は、マイナンバーカードを持っていたとしても、すぐの申請はできません。そういった人は、郵送申請方式にて申請した方が良いでしょう。
・マイナンバーカードのパスワードを忘れた
・口座確認書類をアップロードするやり方を知らない or できない
・対応スマホ or NFCリーダを持っていない
②郵送申請方式
各自治体から届く申請書(時期は未定)に、必要事項を記入、書類を添付した上で各自治体へ郵送することで申請ができます。(総務省より書式の公開がされています。(PDF15頁))
必要事項の記入
・世帯主(申請・受給者)情報(氏名・生年月日・現住所)
・振込先口座情報
これらを記入します。基本的には申請書の通り埋めれば大丈夫そうです。
書類の添付
・振込先口座の確認書類の写し(通帳やキャッシュカード等)
・本人確認書類の写し(免許証やパスポート等)
詳細は総務省の発表を参照してください。いずれも写しが必要です。無理な外出を控えるため、自宅にコピー機能付きプリンタがある人はなるべく自宅で行いましょう!
まとめ
要約すると以上のような形です。先述のように、どちらの申請方式も「郵送申請方式」の申請受付開始日から3ヶ月以内に行う必要があります。期限を超えないように注意しましょう。
オンライン申請方式は、書類のアップロードやマイナンバーカードの読み取りを行う必要があるので、不慣れな方は最初から郵送申請方式での申請の方が良いと思います!
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